5月にNZに来てから、転職を2回して、今は3社目で働いています。
(あと5カ月、この会社のままでいられますように…)
今日は2社目の話をさせていただきたいと思います。
仕事をゲットする話はこちらをご覧ください。
派遣会社を通して仕事に就く
まずはNZの派遣会社の話をさせていただきます。
日本でも何度か派遣会社に登録したことがありましたが、NZの派遣会社は日本と違う点もありました。
派遣登録の流れ
2社目のアルミニウム工場は、友人の紹介で入ったのですが、派遣会社を通して勤務しなければいけませんでした。
友人に紹介してもらった派遣会社の担当者と連絡を取って、オフィスに行きました。
まず担当者から派遣会社と派遣先の説明がさらっとありました。
その後、担当者は退席。一人で派遣会社の紹介ビデオを見ました。
次に、安全に関するテストをパソコンでやってくださいと言われました。
20問ぐらいで、もちろん英語です。
90%以下の正答率だったら、補習みたいなのがあります。と告げられました。
聞いてない。
でもやるしかないので、やりました。
1問間違いで95%ゲット。
続いて、個人情報などを登録しました。サイトにアクセスしてスマホでやるのですが、何度もフリーズするので、なかなか先に進みませんでした。
遅すぎて担当者も2回ぐらい確認しに来ましたが、「まだです!(ちょいいらモード)」と伝え、必死に登録作業をしました。
派遣登録への同意書もサイトで記入でした。
その後、ドラッグテストを受けました。尿検査です。
日本の派遣会社では尿検査をしたことがないので驚きでしたが、ほかの派遣会社でもするそうです。
無事に検査をパスして、PPE(現場で使用する安全服や靴など)の配布をしてもらいました。
一番小さいサイズの服も靴も、私にとっては大きかったので、NZの派遣会社さん、さらに小さいサイズをお願いします。。。
日本の派遣登録との違い
尿検査や個人情報登録の仕方など、日本の派遣会社と違う点はありましたが、もう一つ特徴的なものがありました。
個人情報を書くときに、今の職場の連絡先を書かないといけませんでした。
Referenceといって、前職の担当者に連絡が入り、私はどういう働き方をしていたか、ちゃんと時間通りにくるか、チームで働くの大丈夫か。とか性格や仕事態度を電話で聞かれるそうです。
私は前の仕事がありましたが、もしNZに来たてで、NZでの職歴がない場合はどうするのかなぁと思いました。日本での上司に連絡を入れる…?そこまではしないか…?
(友達の登録でOKと言われることもあるけど、ここの派遣会社はだめそうでした。)
ちなみに、派遣会社だけでなく、次の3社目でもReferenceは書かされましたが、実際に連絡は入れてないようでした。
やっぱり英語必要だよねぇ
友人の紹介もあり、派遣会社の登録も比較的すんなりいきましたが、聞いてなかった抜き打ち安全テストや担当者との会話を考えると、英語が全くわからない人だったら登録も大変だろうなぁ…と思いました。
安全テストは英語のテストをやっているようでした。
日本語のようにはすんなり読めないので、読み返ししたりもして、制限時間が心配でした。
当たり前ですが、英語ができることは前提だなと思いました。
(「できる」のレベル定義は難しいですけど。)
派遣先で勤め始めます
無事に派遣登録も済み、すぐに現場で働き始めることになりました。
当初、友人からは6:00 ~ 14:00の8時間勤務体制と聞いておりました。
ただ、最近は繁忙期なので残業もあるとのことでした。
派遣会社からきた初日についてのメールで、「勤務時間6:00~16:00」となっていたので、「ん?初日から残業なのね?」と思いながら勤務開始となりました。
多国籍な同僚たち
一緒に働いている人たちの紹介をします。
Kiwi(NZの人のことをこう呼びます)、インド人、フィリピン人、コロンビア人、チリ人、台湾人(友人)など、多国籍な人たちに囲まれていました。
日本人は私一人なので、完全に英語環境でした。
私の友人だけでなく、インド人のチームリーダーとフィリピン人の先輩に特にお世話になっていました。
インド人の上司とは今でも一緒にご飯に行く仲です。
明るく優しい同僚たちでしたが、仕事が適当でめちゃくちゃになっているのに「No Problem」で済ますことも(多々)ありまして、日本と違うな…と思う日々もありました。
仕事内容は多種多様
工場の仕事と聞いていたので、単調な流れ作業かなと思っていましたが、全く違いました!
この会社は、ビルや家庭の窓のフレームなどを作っている会社でした。
そもそもアルミニウムのことをよくわかっていないので、初日から大混乱しておりました。
やる内容自体は簡単なのでこなせますが、なぜこれをやっているのがわからない状態でした。
インド人上司は次の日に質問時間を設けてくれました。
「わからない。これはなんで?あれはなぜやるの?」と質問攻めをしたおかげで、ほんのちょっとわかるようになりました。(後々流れがわかるようになるので、時間が解決してくれましたが)
製品に保護テープや布を巻く仕事をひたすらやったり、品質チェックをしたり、在庫の確認をしたり、パッキング作業をしたり、発送のためのシステムをパソコンに打ち込んだり、パッキング実績をエクセルで作ったり、など予想もしていなかった仕事をやりました。
どこかで役に立つかはわかりませんが、多様な仕事を経験させていただきました。
徐々に疲れていく身体と心
最初は「今日も疲れたなぁ」ぐらいですんでいました。
しかし、だんだん疲れが取れなくなっていき、寝ても毎朝眠い、腰も痛い、小さなことでイライラする、「つらい、辞めたい、帰りたい」の気持ちが続く。といった毎日を送るようになりました。
お金の面においてはかつてないほど稼ぐことができていて、文句なしの状態でしたが、それと引き換えに身も心も削られていくような日々になっていきました。
休憩中も机に突っ伏して目を閉じていたり、時に涙が出てきたり。
精神状態は最悪。軽く鬱状態だったと思います。
限界を感じて、上司に辞める相談をしたとき、なんとか解決できる方法はないかと一生懸命説得されました。
当時は心がすさんでいたので、「今辞められたら人手が足りなくなるからだろ」とひねくれた考えをしていましたが、今思えば、その理由半分、私のことを案じてくれたことが半分だったかもしれません。(そうと信じたい笑)
鬱状態の理由を考えてみた
今は別のところで働いており、あのときの暗闇を脱しておりますので、冷静になってから「なぜあの時自分は気持ちが落ち込んだのか」と考えてみました。
終わりの見えない長時間労働
一番の理由はこれです。
長時間労働による心身の疲労です。
初日6:00~16:00の10時間には驚きましたが、それはまだかわいいものでした。
次の日から12時間労働が始まりました。6:00~18:00の勤務です。毎日。
肉体労働で疲れた身体は寝ても休まることなく、疲れが取れにくくなりました。
疲れ・ストレスで、気分は落ちていく一方でした。
それに加えてさらに土曜出勤も毎週ありました。
土曜日は友人の道場で空手の日なので、本当は出勤したくありませんでした。
ただでさえ平日に道場に行けてないので、土曜日が唯一の練習日で息抜きになるはずなのに…。
仕方なく、通常の空手練習日は出勤し、大会などのどうしても外せない日は休むことにしましたが、休みたいというと結構嫌な顔をされたのもストレスでした。
12時間労働がいつまで続くのかを尋ねても、上司もわからないの一点張り。
せめていつまでがわかれば、ここまで頑張ろうと思えましたが、長時間労働の終わりが見えない状態はかなりのストレスになっていました。
日光を全く浴びていなかった
そんなことあるかいなと思うかもしれませんが、あったのです。
この会社に勤めていたのは、7月・8月・9月でした。
NZは冬の時期です。
そして、勤務時間は6:00~18:00
つまり、日の出前に出勤し、日の入り後に退勤していました。
工場内には日光はほぼ入ってこないので、ほぼ全く日光を浴びていませんでした。
日光を浴びると、自律神経が整ったり、免疫力が上がったり、快眠効果があるなど、鬱の改善に効果的です。
私は起きて真っ暗、退勤しても真っ暗の中で生活をしていたため、長時間労働も相まって、鬱症状を引き起こしていたんだろうなと思います。
睡眠時間と睡眠の質
これは私だけかもしれませんが、早朝すぎる時間に起きると疲れます。
朝早く起きるのは苦手ではないのですが、毎日4時台に起きていると、眠気が取れない気がします。
これはもう身体が限界で、眠気が取れないのか、早朝だからそうなのかはわかりません。
7時に毎朝起きているときよりも、4時に起きているときのほうが疲れている気がします。
毎日夜8時に寝て、4時過ぎに起きていたので、8時間は確保していたのですが、どうも眠気は取れませんでした。
心身の疲れで、8時間でも足りなったのだろうなと、今は思います。
そして、寝ているつもりでもきちんと寝られていない状態だったのでしょう。
睡眠の量も質も落ちていたことも疲れが取れない、ストレス状態を生んでいたようです。
体系が整えられていない職場環境
私の勤めていた工場は、最近立ち上げたばかりの新しい工場でした。
会社自体はNZでも大きな会社で、ほかにも工場を持っていました。
新工場であるがゆえに、仕事の流れや人の動きが整えられていない状態でした。
何もかも、誰もかれも手探り状態。
これはこうしたほうが良くないか?
どうしてこうなっている?
自分の手元に来た仕事がめちゃくちゃになっているぞ?
といったことが毎日引き起っていました。
整理されていない仕事の体系に余計に疲れが増したことも事実です。
トラブル解決しない同僚
これはもう愚痴になる気がするので、書くのをためらいましたが書きます笑
リアルをお届けします。
全ての人が、「自分の仕事には責任を持ちましょう!」と育ってきたわけではないようで、適当にこなして次に回す。集中力を欠かしながら仕事をして製品に傷をつける、など、「なんで~~~~~?」と思うこと連発でした。
極めつけは、トラブルが起こったときに自分で解決しようとはせず「Honami~!Problem!」と呼んでくることでした。
私が解決できることはいいですが、どうしようもなく、上司や解決できそうな関係者に相談して、なんとかしないといけない状況も多々ありました。
私は知っている。そんなあなたたちのほうが給料が高いことを!!!
自分でなんとかしてくれよ!!!!!
と、イライラしていた日々を思い出しました。
NZにブラック企業は存在するのか?
正直、NZブラック企業が存在するかどうかを結論づけることはできません。
数社でしか働いていない状況ですので、なんとも言えません。
この工場は長時間労働ではありましたが、本社工場に研修に行ったときには8時間か10時間のシフトでしたし、仕事の流れもきれいに整っておりました。
会社はしっかりしているので、残業した分は通常時給の1.5倍支払われるので、サービス残業は一切ありませんでした。
ただ、タイミングや人間関係、仕事状況によってはブラックな環境に身を置くこともあるのだなと実感した経験でした。
新設工場だったから、忙しい時期だったから、従業員がみんな慣れていない環境だったからこそ過酷な環境だったのだろうなと思います。
その後元気にしております
ちょっとネガティブなお話になりましたが、私が体験したリアルな状況がお届けできていれば嬉しいです。
正直、辞めるとき「辞めたら今後、どこにも就職できないかもしれない」「周りのみんなは続けられているのに、自分はだめだ」とネガティブ思考に陥っていました。
正常な気分ではなかったと思います。
仕事場はどこでもあるし、周りと比べる必要はない。
そんなことも考えられないほどになっていました。
相談した人のアドバイスや助けも得ながら、この仕事を辞めたあとは元気になれました。
たった2ヶ月半の出来事ではありますが、と~っても長い2ヶ月半でした。
この期間が無駄だったとは思いません。
アンガーマネジメントなどの感情への向き合い方、状況の打破の仕方、周りの人とのかかわり方など、修行させてもらったなぁという経験でした。(できる、できないはおいといて)
NZでこの先の人生で役に立つような機会を与えてもらったなぁ。
本日は以上です。



コメント
ほなちん、やほ〜🙌空手教えてもらった智子だよ。
どうしてるかなと思ってブログ読んでみたら..ほなちんに無理させた奴ら許せん!!!
でも元気になって、よかった!
おつかれさまだったね。
きちんと振り返って立ち上がるほなちん、かっこよいよ!☆
LINEでメッセージ送ろうか迷ったけど、せっかくコメント欄があるから使ってみるね。
くれぐれも引き続き身体を大切にね。
ともちん!Wow!コメントありがとう!!
うん。もう元気!だいぶ過去のことのように思う笑
残りわずかなので、一日一日を大切に過ごしていきます!