今の仕事をゲットするまでの軌跡

ワーホリは、何をしてもいいビザです。(だいぶざっくり言うと)
仕事をしてもよし、学校に通ってもよし、旅をしてもよし、何もしなくてもよし。

私は何もしなくてもよし、というほどの資金的余裕はありませんので、仕事をすることを第一にニュージーランドに来ています。

5月に日本を出発してから早5か月。
5か月の間に3つの仕事を経験しています。(今3つ目)

そこで今回は、今の仕事に就くに至るまでの流れをご紹介したいと思います!

まずは挑戦してみた

私の最大の理想は、IT企業で働くことでした。

あわよくば、日本でも経験のあるウェブサイト制作の仕事に携われたらいいなぁと考えていました。

ただ、求人サイトの募集要項を見ても、求められるスキルが高すぎて、私が持っている現在のスキルでは採用されるのは厳しそうだなぁ…と思っていました。
同時期に、友達が「知り合いの飲食店が人探してるよ」と教えてくれましたが、「ちょっと待って。とりあえずIT企業に応募してみる」ということでIT企業に絞って就職活動を始めました。

ポートフォリオサイトを急ピッチで作る

ポートフォリオサイトとは、自分が今まで制作してきた作品を載せたり、自己紹介を記載したサイトです。
履歴書があれば最低限いいですが、あったほうがどういうサイトを作ることができるかということを示すことができます。

大学の図書館に毎日のように通い、ひたすら制作しました。
トータル2週間ほどで仕上げました。至ってシンプルなサイトです。

オンラインでの応募

まず始めたのは、オンラインでの応募です。
Trade Me、SEEK、Indeedなど、オンラインで求人を載せているサイトから企業に履歴書を送りました。

とはいっても、ウェブ制作会社の求人はほとんど出ていないので、実際に送ったのは3社ほどです。

オーストラリアでのワーホリの経験から、返事はほぼ返ってこないと思っていたので期待はせずに待っていました。

「足で稼ぐ」もやってみた

オンラインでの応募ではやはりほとんど返事が返ってこなかった(1社だけお祈りメールきた)ので、履歴書を持って直接会社に行ってみようと思いました。

日本の大学を卒業したあと、新卒で営業の仕事をしていたので、当時を思い出しました。

まずやったことは、ネット検索とGoogle mapを使って、ウェブ制作をしている会社を探しました。
そして、Google map上に、探した会社すべてにピンを刺して「行きたい場所」登録をしました。

Google map上に登録した会社を片っ端から訪問しました。

当時は車を持っていなかったため、バスと歩きで移動するしか方法がありませんでした。
バス停から離れていたり、雨の中歩いたり…

大きな建物の会社もあれば、個人の家でやっている会社もあって、入りにくいなと思って入らないところもありました。

また、map上では名前が出ているのに、実際に行ってみたら見つからない会社、鍵がかかっていて入れない会社などありました。

トータルで14社周りました。

会社の人に会えず、ポストに履歴書を投函するだけのこともありました。
会えたとしても、「今は担当者がいないので履歴書渡しときますね」と言われて終わり。
ということも。
その後担当者にちゃんと履歴書が渡ったかどうかは、わかりません…

直接訪問で熱は伝わる

勝手な思い込みで、IT系ならばオンラインとかでの応募のほうがいいのかなと思ったりしていましたが、実際に足を運んでよかったと思う出来事もありました。

1社目に訪問した先は、小さなIT企業でした。

正直最初は、海外のオフィス企業に訪問する(しかもアポなしで)のは初めてだったので、軽くあしらわれたり、超不愛想に対応されたらどうしよう…とビビり散らかしていました。

扉は閉まっていたのですが、覚悟を決めてノックしてみました。

ビルの一室を借りていて、その時にいたのは社員さん(社長さんかも)お一人でした。

「すみません、仕事を探しているのですが、求人してますか?」

いきなりの訪問に、誰ですか?なんでしょうか??という顔をされておりましたが、そのあと履歴書を渡したところ、興味を持ってくださり、立ち話でいろいろな質問をしてくれました。
とても気さくでフレンドリーに対応してくれました。

カジュアルな会話でしたが、ほぼ面接のような感じに思えました。

制作したポートフォリオサイトのQRコードも履歴書につけていたので、あとで見てください。と言ったところ「Cool!すばらしいね!」と言ってもらえました。

最後に、「わざわざ会社に訪問して、ノックして飛び込んで来たその勇敢さに感銘を受けました。後日メールで連絡しますね。」と言われたことが本当に嬉しかったです。

一社目がここでよかった。適当に対応されたら、心折れてこのあとほかの会社を回ることはできなかったと思います。

結局はどこにも採用ならず

とてもいい感触の1社目ではありましたが、何通かのメールのやり取りをして、最終的には採用には至りませんでした。
というより、はっきり駄目ともいわれなかったです。


詳しくここには書きませんが、YESともNOとも言われずに、最終的に返事が返ってこずに終わりました。
ここで、意外とNZ人ははっきり言わないものなのだなぁと思いました。

ほかの会社からも採用の通知がくることはありませんでした。

ここで止まっていても所持金は減っていくばかりですので、次に進むことにしました。

1社目は飲食店

IT会社の結果を待ちながら、お金を稼ごうと思い、先述した友達の紹介で飲食店の仕事を始めました。

やっぱりコネクションは強い!

友達の紹介ということで、すんなり始めることができました。
(たしか履歴書も出してない…)

空手道場をしている友達の生徒の親御さんのお店で、ショッピングセンターのフードコートに入っているチャイニーズフードのお店です。

人を探していたので、ちょうどいいタイミングでした。
最低賃金(22.70ドル)で働きたいNZ人はなかなかいないそうです。
(日本だとだいぶ高いけどねぇ…)

月・火・水の週3日のパートタイムの仕事でした。

フードコートのビュッフェスタイルのお店だったので、お客さんにお皿を渡す、会計する、ビュッフェ以外の料理の注文を受ける、提供するなどのお仕事でした。

レストランのように、テーブルに行って注文を受けて提供して、というようなことはありませんでした。

転職のきっかけ

何か、「これ!」という出来事があったわけではありませんが、様々な要因の積み重ねで次に進みたいと思いました。

特に週3での働きだと思ったほど稼ぐことができませんでした。
生活はしていけるけど、貯金をたくさんすることはできない。

パートタイムではなく、フルタイムの仕事を探したいなあと思い始めました。

飲食店勤務のいいところ。まかない。中華食べ放題。ランチ代助かりました。

2社目はアルミニウム工場

1社目の飲食店を辞める前にフルタイムの仕事を決めたいなと思っていました。
まずはフルタイムで働けそうな仕事を探し始めました。

なにはともあれまずは就職活動

ITは厳しいだろうなと感じたので、日本やオーストラリアで経験のある工場仕事ならすぐ決まるかなと思い、毎日毎日求人を眺めていました。

もちろん応募も何件かしました。
1週間で4社ほどオンラインで応募してみましたが、やはり返事はありません。

「これはらちあかない!もう一回歩き回ろう!」ということで、オンラインでも応募した先を直接アポなしで訪問してみました。
しかしながら、「担当者が忙しいので履歴書渡しときます。」「もうすでにほかの人見つかりました。」という感じで、なかなか決定打はありませんでした。

1社、オンラインでも求人を見ていない、ふと目に入った文房具屋さんにふらっと入ってみました。

「倉庫業務などの経験ありますけど。裏方の仕事ありますか?」

と尋ねてみたところ、「ちょうど今求人出してるのよ!マネージャー呼んでくるわ!」と受付の方がおっしゃってくれました。
マネージャーに履歴書を渡すと、「うん!素晴らしいわ。パートタイムの仕事ならあるんだけど、どう?」と提案してくれました。

正直、これがフルタイムだったら即決していましたが、パートタイムでしかも今の飲食店より少ない時間&時給だったので、残念ですがお断りしました。

ありがたき友の助け

早く転職したいという焦り、なかなか決まらないもどかしさで、この時期は気分が落ち込んでいました。
過去に同業種の経験があっても、決まらない。ビザ期間も長く残っているし、毎日働けるのに決まらない。
どうもうまくいかない感が漂っていました。

そんなとき、すでに工場仕事に就いていた友達Aに連絡をしました。
友達Aはオーストラリアのワーホリで知り合い、NZのワーホリの情報を伝えたところ、「私も行く!」と言って、同じ時期にハミルトンに来た友達です。

「Aちゃん、今働いているところに入れてもらえないかな…?」

Aちゃんはすぐに行動に移してくれました。
「友達が仕事を探している。」と上司たちに掛け合ってくれました。

そのおかげで、その会社に入ることができました。

この会社で働くには、派遣会社を通さなければならないので、派遣会社に連絡をして登録をして、入社することになりました。

(NZの派遣会社のことについては別記事でまた書こうと思います。)

本当に友人には感謝です!

最終的には約3か月で転職を決めることになる

この会社での出来事については、またの機会に詳しく書きたいのですが、結論から言うと、3か月ほどしか続きませんでした。

主な理由は、長時間労働によって身体的にも精神的にも参ってしまったからです。

せっかく入ったのになんで続けないんだぁぁぁ!!と思われるかもしれませんが、当時の自分は限界でした。

1日12時間労働プラス土曜出勤は、自分には合いませんでした。

友人に紹介してもらった手前、辞めてしまうのは申し訳ないという気持ちもありましたが、結果的には退社する決意をしました。

ただ、かなりの時間働いているだけあって、お金の面においてはよかったです。
貯金をすることもできましたし、車を購入できたのもこの会社で働いたおかげです。

40時間を超えると、残業代として、通常の時給の1.5倍が支払われます。
サービス残業はありません。(あったら1ヶ月も続けられません…。)

当時は日本にいる友達にも弱音を吐いていました。
元気なさそう、が伝わっていたと思います。

たまにパーティもあって、その辺は楽しかったなぁ…。

3社目(現在のお仕事)はティー工場

2社目を辞めた次の日から、家族が日本からNZに来ていました。
家族旅行に合わせて辞めたというほうが正しいですが。。。

とにかく家族と過ごす1週間は、仕事のことを考えないホリデーにしよう!と決めていました。
辞めたあとですっきりとした気持ちで過ごしていました。

タイミングというのは本当に大事

精神的に参っていた時期、友人Jに頻繁に相談をしていました。
(友人Jは1社目を紹介してくれた友人。今後もたくさん出てくると思います。空手仲間で、Jがいるからハミルトンを選んで来ました。)

Jはハミルトンに住んで23年。とても社交的で、友達が本当にたくさんいます。
(スーパーに一緒に行ったら、中に入るまでに友達に会いすぎて、全然進まなかったというほど。伝わる?笑)
Jは友達何人かに「私の友達が仕事探してるんだけど、なんか情報ない?」と聞いてくれていました。

アルミニウム工場を辞める直前、Jから連絡が入りました。
「ここの会社、10月から働ける人を探しているらしいよ。このメールアドレスに履歴書送ってみて!」

こういったチャンスは逃すまい!と、連絡がきたその日に、履歴書を少々整えて、その会社にメールを送りました。

送信してからおよそ1週間後、家族旅行中に吉報が入りました。

会社の方「面接をしたいので、〇日に来れますか?」

私「〇日は、日本から家族が来ていて旅行中なので、別の日でもいいですか?」

会社の方「Wow!それは素晴らしいですね。では、△日にしましょう」

私「ありがとうございます!よろしくお願いします。」

電話口のしゃべり方がとても優しい。そして聞き取りやすい!
まだお会いしていない方でしたが、すでにこの会社はいい会社だ!と好印象をいだいていました。

自社で茶畑を持っていて、生産からパッキング、提供、レストラン・ショップ運営まで手広くやっている成長企業です。(入ってからちゃんと知りました。)

10月から人を探している会社、10月から働ける私。
なんとタイミングのよいことでしょうか。海外に限らずどこにいても同じだと思いますが、タイミングというのはなんと大切なことだと思いました。

無事に転職することができました

面接も無事に終えることができました。
とくに固い面接ではなく、工場勤務のリーダーとオフィスの人事?の方と3人でお話をしました。

どうして前の会社を辞めたの?と聞かれましたが、正直なことを伝えました。

面接の段階で、もうほぼほぼ内定は決まっていたように思います。
金曜日の面接で、月曜日にトライアルでした。
(トライアルは、仕事を試しにやってみて、雇う側はこの人は大丈夫そうか、働く側はこの仕事はできそうか、とそれぞれが確かめる機会です)

トライアルの最後に「続けられそうですか?」と聞かれたので、はい!と答えて、次の日から本格的に勤務開始!となりました。

月から金曜日の8時30分~17時までの労働時間で、空手も行けるし、体も疲れても回復できるし、でとても良い労働環境です。
一緒に働いている人たちもいい人です。

今のところGoodです。(この状態が続きますように…。)

コネの偉大さ

ここまでおよそ5ヶ月半の話ですが、体感はもっと長く感じます。
本当にいろいろなことがあり、様々な感情が沸いた期間でした。

ここまで読んでいただいてわかる通り、3社ともすべて友達の紹介でした。

大きな声で言わせてほしい
コネ大事です!!!

私はつくづく友人に恵まれているなと思います。
ピンチの局面に助けてくれた友達に本当に感謝しています。

海外就職は特に友達の紹介が強いなと思います。
「あ~あの子の友達なら安心だね。いいよ。面接来て。」
みたいな。

とにかく、なんとかここまで生活を送ることができて嬉しいです。
最後まとまりませんが、現場からは以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回またお会いしましょう!

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